恵比寿駅駒沢通りから脇に逸れた通りに軒を連ねる茶と國酒の飲み場「unknwon」。焼酎に囲まれ、焼酎が輝く、和の空間。星の数程ある酒を扱う店でも、ここほど焼酎に魅せられる場所はないのではと思わされる心地良さに溢れた空間。そんなアンノウンのオリジナルボトルやメニューなど、各種制作物のデザインを担当させていただいています。

「香り」と「旨み」を想起させる実験的なボトルラインナップとそのカクテルはカジュアルにもディープにも。香りに負担をかけない蒸溜方式である減圧蒸溜器：エヴァポレーターを用いた香りの抽出は特徴的なOOOのボトルへとリフィルされ、ラベリングを纏いカウンターに。その種類の多さから表面は控えめに、裏面は奔放に浮世絵を纏わせ、スピークイージィなラベルに仕上げました

unknwonの一つの代名詞でもある焼酎カクテル。そんな焼酎の飲まれる姿を改めて描くと、「俺たちが俺たちであれる」そんな内省的でいて自由なお酒のように思わされます。そこで、堅くまとめない「奔放」をヴィジュアルにおけるキーワードに、大場氏の直筆文字を軸としたグラフィックや紙素材でデザインの構築を進めました。またメニューデザインには、同氏の浮世絵作品を中心にニュートラルなグラフィックを展開しました。

Visual Creatives Coming Soon